コーヒーの上に、白いクリームがこんもりと浮かんでいる。ウィンナーコーヒーを前にして、「スプーンで混ぜるのが正解?」「クリームから先に食べるもの?」と手が止まったことはありませんか。見た目がデザートに近いぶん、飲み方の作法がわかりにくいメニューです。
先に結論をお伝えします。本場ウィーンのアインシュペンナーについて、オーストリア政府観光局は、クリームをかき混ぜずに、熱いコーヒーをクリーム越しに飲む方法を紹介しています。上にある冷たいクリームと、下にある熱いコーヒー。この温度と口当たりの違いを一口ごとに感じられるように組み立てられた飲み物だと考えると、混ぜない理由がすっと腑に落ちます。とはいえ家で楽しむなら、途中から混ぜてまろやかにするのも自由です。
この記事では、全日本コーヒー協会やオーストリア政府観光局、法令、乳業メーカーの調理解説といった一次情報をもとに、ウィンナーコーヒーの飲み方と名前の由来、家で作るときのコーヒーと生クリームの準備、カフェ・オ・レやカプチーノとの違い、カフェイン量の考え方までを順に解説します。公式に確認できなかった分量や数値は、無理に書かずに「確認できない」とお伝えしています。
・本場ウィーンで案内されている「混ぜない」飲み方と、その理由
・アインシュペンナー(一頭立ての馬車)という名前の由来
・家で作るときのベースのコーヒーと、生クリームの選び方・泡立て方
・カフェ・オ・レ、カフェラテ、カプチーノとの違いとカフェイン量の目安
ウィンナーコーヒー飲み方の基本は「混ぜずにクリーム越しに飲む」

本場ウィーンでは「かき混ぜない」と案内されている
ウィンナーコーヒーの飲み方でまず押さえたいのは、クリームをかき混ぜずに、その下のコーヒーを飲むという点です。スプーンでぐるぐる混ぜてしまうと、このメニューの組み立てがほどけてしまいます。
根拠になるのは、オーストリア政府観光局の日本語サイトです。ウィンナーコーヒーにあたるウィーンのメニュー「アインシュペンナー」について、オーストリア政府観光局のコーヒー紹介ページでは「ホイップクリームはかき混ぜてはいけません。そのまま熱いコーヒーをホイップを通して飲みます。」と説明されています。全日本コーヒー協会のウィンナーコーヒーのレシピも、ホイップクリームを浮かべたら「かき混ぜずにそのままで。」としています。カップを傾けると、まず冷たいクリームが唇に触れ、その下から熱いコーヒーが流れ込んでくる。この順番そのものが飲み方だということです。
やりがちなのは、運ばれてきた直後にスプーンで全体を混ぜてしまうパターンです。カフェ・オ・レのように「ミルク入りのコーヒー」と同じ感覚で扱うと、クリームが一気にコーヒーへ溶け込み、層になっていた温度差や口当たりの違いがなくなってしまいます。結果として、ただのクリーム入りコーヒーとして飲み終えることになります。
コツは、最初の数口だけでも混ぜずにカップを傾けてみることです。クリームが鼻先に当たりそうなら、カップを少しずつ傾ける角度を探しましょう。クリームの層がしっかりしているほど、コーヒーはその下から口に届きやすくなります。
なぜ混ぜない?冷たいクリームと熱いコーヒーの関係
混ぜない理由は、上下で温度と口当たりがまったく違う2つの層を、同時に味わうためだと考えると理解しやすくなります。クリームはただの飾りではなく、コーヒーの「ふた」の役目も担っています。
全日本コーヒー協会のサイトに掲載された駐日オーストリア大使へのインタビュー記事では、大使がアインシュペンナーについて「熱いコーヒーの上に冷たいホイップクリームをたっぷりとのせ、グラスで出されます。」と紹介され、続けて分厚いクリームがコーヒーの熱を保つことにも触れています(全日本コーヒー協会掲載のコラム)。つまりクリームの層は、下のコーヒーが冷めにくくなるよう覆いかぶさっている状態です。
ここを混ぜてしまうと、冷たいクリームがコーヒー全体に広がり、温度が一気に下がります。せっかくの「熱いコーヒーと冷たいクリーム」という対比がなくなるうえ、ふたの役目も果たさなくなります。食後にゆっくり飲みたいときほど、混ぜずに置いておくほうが温かさを保ちやすいわけです。
家で作る場合も、この関係を意識すると仕上がりが変わります。コーヒーは淹れたての熱いうちに、クリームはしっかり冷やした状態で合わせる。温度の差がはっきりしているほど、混ぜずに飲む意味が出てきます。
家では「途中から混ぜる」のも立派な楽しみ方
本場の案内は「混ぜない」ですが、家で飲むときは途中から混ぜても問題ありません。前半は層のまま、後半は混ぜてまろやかに、という二段構えで楽しむ人もいます。
全日本コーヒー協会の世界中で愛されてきたコーヒーメニューでは、ウィンナーコーヒーの特徴を「生クリームのまろやかな口当たりをコーヒーにプラス。」と紹介しています。クリームがコーヒーに溶け込んでいくにつれて、このまろやかさは全体に広がっていきます。混ぜるタイミングを自分で選べるのは、家で飲む利点です。
失敗しやすいのは、最初から最後まで「混ぜてはいけない」と思い込み、クリームだけが底に残ったり、カップの内側に張り付いたまま飲み終えたりするケースです。クリームを残すのがもったいないと感じたら、最後の数口でスプーンを使って溶かし込めばよいのです。
おすすめの流れは、一口目は混ぜずにクリーム越しに、中盤はクリームが少しずつ溶けていく変化を見ながら、最後にお好みで混ぜる、という順番です。作法にこだわりすぎず、まず本場の飲み方を一度試してから自分のスタイルを決めると納得しやすくなります。
オーストリア政府観光局は、ホイップクリームをかき混ぜずに、熱いコーヒーをホイップ越しに飲むと案内しています(全日本コーヒー協会のレシピも「かき混ぜずにそのままで。」)。上の冷たいクリームが下の熱いコーヒーのふたになる構造なので、最初の数口だけでも混ぜずに飲むと、このメニューの組み立てがよくわかります。家では途中から混ぜるのも自由です。
名前の由来は馬車?本場の「アインシュペンナー」とは
全日本コーヒー協会が「本場ウィーン」と紹介するメニュー
ウィンナーコーヒーの本場は、オーストリアの首都ウィーンです。日本で「ウィンナーコーヒー」と呼ばれている飲み物は、ウィーンでは別の名前で親しまれています。
全日本コーヒー協会のコラム「世界中で愛されてきたコーヒーメニュー」は、ウィンナーコーヒー、モカ・ジャバ、カフェ・ロワイヤル、アイリッシュコーヒー、ベトナムコーヒーの5メニューを紹介しています。その中でウィンナーコーヒーについては「本場ウィーンでは、『アインシュペンナー(一頭立ての馬車)』と呼ばれ、手つきのグラスでサーブするのが一般的。」と説明しています。
ここでやりがちな誤解は、「ウィンナー」という響きからソーセージを連想し、何か関係があるのではと考えてしまうことです。協会の説明を読むと、ポイントは都市としてのウィーンにあり、本場では名前もグラスもまったく違う姿で出されていることがわかります。
カフェのメニューやインスタントの商品で「ウィンナーコーヒー」の名前を見かけたら、それはウィーンのアインシュペンナーを源流とする、日本で広まった呼び名だと覚えておくと迷いません。海外のカフェで注文するときは、アインシュペンナーという名前を知っておくと役立ちます。
「一頭立ての馬車」と御者にまつわる由来
アインシュペンナーという言葉は「一頭立ての馬車」を意味します。馬車の名前がコーヒーについた理由は、御者(馬車の運転手)の飲み方にあると説明されています。
オーストリア政府観光局のページでは、御者が片手にホイップを被せて冷めにくいコーヒーの入った取っ手付きのグラスを持ち、もう片方の手で手綱を持って、休憩したときにまだ温かいコーヒーを飲んだ、という由来が紹介されています。全日本コーヒー協会のサイトに掲載された駐日オーストリア大使へのインタビュー記事でも、大使が、御者が手綱を片手で持ったままもう片方の手でコーヒーを飲む姿から名前が付き、分厚いクリームのおかげで寒い季節に休憩中に飲んでも冷めにくかった、と語っています(全日本コーヒー協会「駐日大使のコーヒーブレイク」)。
2つの資料の説明はほぼ同じですが、観光局のページも「〜という」と伝え聞きの形で書いています。友人に話すときも「御者にまつわる名前だといわれている」くらいの言い方にとどめておくと、誤りを広めずに済みます。
覚え方としては、「クリームのふたで冷めにくいコーヒーを、馬車の御者が飲んでいた」とイメージすると、前の章で触れた「混ぜずに飲む」理由ともつながります。由来を知っておくと、ひと口目の楽しみ方にも自然と意味が出てきます。
正式な出し方は「持ち手のついた背の高いグラス」と粉砂糖
本場のアインシュペンナーは、カップではなくグラスで出されるのが特徴です。日本で見かけるカップ入りのウィンナーコーヒーとは、見た目の印象が大きく違います。
オーストリア政府観光局のコーヒー紹介ページでは、アインシュペンナーについて「ホイップクリームを入れ粉砂糖をふって、持ち手のついた背の高いグラスで供されるのが正式。」と説明しています。全日本コーヒー協会の紹介でも、手つきのグラスでサーブすると書かれており、2つの資料で「グラスで出す」という点が一致しています。
家で再現しようとしたときにやりがちなのは、熱いコーヒーを耐熱性のないグラスに注いでしまうことです。グラスなら何でもよいわけではなく、熱い飲み物に使えるかどうかは器ごとに違います。耐熱でないグラスに熱湯や淹れたてのコーヒーを注ぐと、割れるおそれがあります。
グラスで出したいときは、器の表示や取扱説明書で「耐熱」の記載を確認してから使いましょう。手元にふさわしいグラスがなければ、背の高いマグカップでも、クリームの層を厚く保つという意味では十分に楽しめます。粉砂糖をふるかどうかは、甘さの好みで決めてかまいません。
背景にあるのは無形文化遺産の「ウィーンのカフェハウス文化」
アインシュペンナーは、ウィーンに根づいたカフェ文化の中で受け継がれてきたメニューのひとつです。この文化そのものが、無形文化遺産として認められています。
オーストリア・ユネスコ国内委員会の無形文化遺産の国内目録には、2011年に「ウィーンのカフェハウス文化(Wiener Kaffeehauskultur)」が記載されています。全日本コーヒー協会のサイトに掲載された駐日オーストリア大使へのインタビュー記事では、大使がこれを「ユネスコの世界無形文化遺産に登録された」と表現していますが、記載先はオーストリア国内の目録です(全日本コーヒー協会「駐日大使のコーヒーブレイク」)。またオーストリア政府観光局のページでは、メランジェ、ブラウナー、カプツィーナー、モカ、アインシュペンナー、フィアカーなど、30種類以上のコーヒーメニューがあると案内されています。
ここで誤解しやすいのは、「ウィーンのコーヒー=クリームをのせたコーヒー」と思い込むことです。実際にはミルクを合わせるもの、何も加えないものなど多彩なメニューがあり、アインシュペンナーはその中のひとつにすぎません。
ウィーン流の飲み方に興味がわいたら、ウィンナーコーヒーをきっかけに、ほかのメニューの名前と特徴を調べてみるのも楽しいものです。名前の由来や出し方を知ってから飲むと、同じ一杯でも見え方が変わってきます。
アインシュペンナー(Einspänner)=本場ウィーンでのウィンナーコーヒーの呼び名で、「一頭立ての馬車」の意味。全日本コーヒー協会は手つきのグラスでサーブするのが一般的と紹介し、オーストリア政府観光局は、ホイップクリームを入れて粉砂糖をふり、持ち手のついた背の高いグラスで供されるのが正式と案内しています。
一口目から最後まで、味わいはどう変わっていく?

一口目は「冷たいクリームの向こうに熱いコーヒー」
一口目は、クリームを崩さずにカップやグラスをゆっくり傾けてみましょう。冷たいクリームが先に口に触れ、その奥から熱いコーヒーが届く感覚こそ、混ぜずに飲む醍醐味です。
オーストリア政府観光局が「そのまま熱いコーヒーをホイップを通して飲みます」と案内しているのは、まさにこの一口目の体験を指していると読めます。全日本コーヒー協会掲載のコラムも、熱いコーヒーの上に冷たいホイップクリームをたっぷりのせると紹介しており、温度の対比がこのメニューの前提になっていることがわかります。
よくある失敗は、カップを大きく傾けすぎて、クリームの塊がそのまま口に入ってしまうケースです。クリームだけを先に食べる形になり、コーヒーとの重なりを感じにくくなります。逆に傾け方が控えめすぎると、クリームばかりが唇に当たって、なかなかコーヒーに届きません。
コツは、唇をクリームの層に軽く当てるイメージで、少しずつ角度をつけることです。クリームの層が厚いほど、コーヒーはその下からすくい上げるように流れてきます。熱いコーヒーで口をやけどしないよう、一口目の量は控えめにしておくと安心です。
中盤は、クリームが少しずつ溶けて口当たりが変わる
飲み進めると、クリームはコーヒーに触れている下側から少しずつ緩み、溶け込んでいきます。混ぜなくても、時間とともに味わいが自然に変化していくのがウィンナーコーヒーのおもしろさです。
全日本コーヒー協会は、ウィンナーコーヒーを生クリームのまろやかな口当たりをコーヒーにプラスしたメニューとして紹介しています。クリームが溶け込んでくると、その「まろやかさ」がコーヒー側にも広がっていく、と考えると変化を追いやすくなります。熱いコーヒーに冷たいクリームが触れているので、境目の部分から温度がなじんでいくイメージです。
中盤でやりがちなのは、「味が変わってきたから」とあわててスプーンで混ぜてしまうことです。この段階は、層の対比と溶け込みのまろやかさが入り混じる、飲み比べのような時間でもあります。ここで混ぜると、その移り変わりを途中で打ち切ることになります。
中盤は、あえて一口ごとの違いに意識を向けてみてください。クリームの層が薄くなってきたら、それは後半に入った合図です。混ぜるか、そのまま飲み切るかは、この時点のクリームの残り具合を見て決めると無理がありません。
シーン別:こんな人はこう楽しむ
同じウィンナーコーヒーでも、飲む人や場面によって楽しみ方の正解は変わります。作法を一律に当てはめるより、自分に合った飲み方を選ぶほうが満足しやすくなります。
ふだんブラックで飲む人は、一口目をクリーム越しに飲み、コーヒー本来の味とクリームの重なりを確かめるのがおすすめです。甘いものが好きな人は、オーストリア政府観光局が正式な出し方として紹介する「粉砂糖をふる」スタイルを取り入れると、本場に近い仕上がりになります。食後にゆっくり飲みたい人は、クリームがふたになって熱を保つという性質を生かし、混ぜずに時間をかけて飲むと温かさを保ちやすくなります。
来客に出す場面で気をつけたいのは、相手が飲み方を知らないまま混ぜてしまうことです。せっかくの層がもったいないと感じたら、「最初は混ぜずにどうぞ」とひと声添えるだけで十分です。押しつけにならないよう、好みで混ぜてもよいことも合わせて伝えましょう。
体が冷えている日や、熱い飲み物が苦手な人には、無理に熱いまま飲む必要はありません。少し時間をおいて、クリームがなじんできてから飲むのもひとつの楽しみ方です。
家で作るなら?ベースは「深煎り豆を濃いめに」が協会レシピ
協会のペーパードリップ例は「粉12g・湯160mL」
家でウィンナーコーヒーを作るときの目安になるのが、全日本コーヒー協会のウィンナーコーヒーのレシピです。1杯140mL分の材料はコーヒー1杯分・コーヒーシュガー5g・ホイップクリーム30gで、コーヒーには「深煎り豆を濃いめに淹れる」と注記があります。作り方は、コーヒーシュガーを入れたカップに深煎りのコーヒーを注いでよくかき混ぜ、ホイップクリームを浮かべたら「かき混ぜずにそのままで。」です。抽出方法の指定はないので、ここではペーパードリップの手順を例にします。
ベースの淹れ方の参考になるのが、全日本コーヒー協会のペーパードリップの解説です。1杯(140mL分)の材料として、コーヒー粉(中細挽き)12g・湯160mLが示されています。注ぎ方は、最初に20mLを注いで約20秒蒸らし、続けて80mL、40mL、20mLと分けて注ぎ、合計160mLにする手順です。
ここで注意したいのは、この分量はあくまで協会が示す1杯分の例だという点です。器具メーカーごとに案内する豆量や湯量は異なるため、この値とほかのメーカーの値を組み合わせて「これが基本」と決めつけないようにしましょう。手持ちのドリッパーに取扱説明書があれば、そちらの案内に沿うのも正しい選択です。
まずはいつもの淹れ方を安定させ、そのうえで協会レシピのとおり深煎りの豆を選んで濃いめに仕上げると、クリームに負けない土台になります。粉の量と湯の量をはかり、毎回同じ条件で淹れられるようにしておくと、クリームとの組み合わせも比べやすくなります。

湯は「95℃前後になるまで少し置く」、注ぎは分けて
協会の手順では、湯を沸かしてすぐ注ぐのではなく、少し置いてから使うよう案内されています。注ぎも一度にではなく、複数回に分けるのが特徴です。
全日本コーヒー協会のペーパードリップの解説では、湯を沸かし、湯温が95℃前後になるまで少し置くと説明しています。そのうえで、最初の20mLで約20秒蒸らし、残りを80mL、40mL、20mLと注ぎ分けて計160mLに仕上げる流れです。
ありがちなのは、沸騰したやかんからそのまま一気に注いでしまうパターンです。これでは湯温も注ぐ量の区切りも協会の手順とずれてしまい、淹れるたびに条件が変わる原因になります。クリームを浮かべると味の違いがわかりにくくなるぶん、ベースがぶれていることに気づきにくい点にも注意が必要です。
コツは、沸かした湯をドリップ用のケトルに移して少し置き、温度を落ち着かせてから注ぐことです。温度計がない場合も、「沸騰直後ではなく少し置く」ことを習慣にするだけで、協会の手順に近づけます。注ぐ量はスケールを使うと、20mL・80mL・40mL・20mLの区切りを守りやすくなります。
できあがりは「約65℃」、濃度は「約1.4%前後」という目安
協会の解説には、淹れ方の手順だけでなく、できあがりの温度や濃度の目安も示されています。ベースの一杯がどんな状態を目指しているのかを知っておくと、仕上がりを判断しやすくなります。
全日本コーヒー協会のペーパードリップの解説では、できあがりの理想の湯温を約65℃としています。また「おいしいドリップコーヒーの最適なブリックス(濃度)は、約1.4%前後と言われています」とも説明しています。ブリックスとは、液体に溶けている成分の濃さを示す指標です。
ここで誤解しやすいのは、「約65℃が理想なら、クリームをのせてさらに冷ましてもよい」と考えてしまうことです。前の章で紹介したとおり、ウィンナーコーヒーは熱いコーヒーと冷たいクリームの対比を楽しむ飲み物です。淹れたてのコーヒーをカップに注いだら、あまり時間をおかずにクリームをのせるほうが、層の温度差がはっきりします。
濃度を家庭で測る機会は多くありませんが、「おいしいとされる濃さには目安がある」と知っておくだけで、「クリームを浮かべるから適当に淹れてもいい」という発想から離れられます。ベースの一杯がきちんと淹れられていることが、ウィンナーコーヒー全体の土台になります。
「ウィンナー用に濃く」は協会レシピの注記。粉の量の数値はない
ウィンナーコーヒー用にコーヒーを濃く淹れるべきかどうかは、気になるところでしょう。全日本コーヒー協会のウィンナーコーヒーのレシピには「深煎り豆を濃いめに淹れる」と書かれています。ただし、粉を何g増やすかといった具体的な数値までは示されていません。
そのため、この記事では特定の粉量や比率までは示しません。協会のペーパードリップの1杯分の例(粉12g・湯160mL)や、お使いのドリッパーの取扱説明書にある分量を出発点に、深煎りの豆を選び、少しずつ濃いめに寄せていくのが根拠のある進め方です。
やりがちな失敗は、クリームの量に合わせてコーヒーを薄めに作ったり、逆に根拠のない分量で極端に濃くしたりすることです。条件を大きく動かすと、どの変更が味に効いたのかわからなくなります。
好みの濃さを探るなら、まずは基準どおりに淹れてクリームを浮かべ、その一杯の印象を覚えておきましょう。そのうえで、変える条件は一度にひとつだけにするのが鉄則です。豆の焙煎度を変えてみるのもひとつの方法で、焙煎度による味わいの違いは別の記事で詳しく解説しています。

原因は、湯温と注ぎ分けの手順を飛ばしてしまうこと。全日本コーヒー協会の例では、湯が95℃前後になるまで少し置き、20mLで約20秒蒸らしてから80mL・40mL・20mLと注ぎ分けます。クリームをのせると味の差に気づきにくいので、ベースは毎回同じ条件で淹れることを優先しましょう。
クリームで仕上がりが決まる?生クリームの選び方と泡立て

「クリーム」は乳脂肪分18.0%以上と法令で決まっている
ウィンナーコーヒーにのせるクリームを選ぶとき、まず知っておきたいのが「クリーム」という名前の意味です。日本では、何を「クリーム」と呼べるかが法令で定められています。
乳及び乳製品の成分規格等に関する命令(e-Gov法令検索)では、クリームを「生乳、牛乳、特別牛乳又は生水牛乳から乳脂肪分以外の成分を除去したものをいう。」と定義しています。成分規格として、クリームは乳脂肪分18.0%以上と定められています。この法令は、以前「乳等省令」と呼ばれていたものです。
よくある勘違いは、ホイップ済みのクリームや、コーヒー用の小さなポーションなど、白くてとろりとしたものはすべて同じ「生クリーム」だと思ってしまうことです。商品によって原材料や成分は異なり、乳脂肪のクリームとは限りません。全日本コーヒー協会がウィンナーコーヒーの特徴として挙げる「生クリームのまろやかな口当たり」を求めるなら、何を使っているのかを把握しておくことが大切です。
買うときは、パッケージの表示と原材料を確認する習慣をつけましょう。コーヒーに入れるクリームの種類と表示の見方は、別の記事でさらに詳しく解説しています。

冷やしてから泡立てると、きめが細かくなりやすい
クリームを自分で泡立てるなら、温度管理が仕上がりを左右します。冷えた状態で泡立てることが、なめらかなホイップへの近道とされています。
明治の食育ページ「ホイップ(あわ立て)」では、「クリームの温度が低いとゆっくりと泡立ち、きめが細かくなめらかな口当たりのホイップになります。」と説明されています。反対に温度が高いと簡単に泡立つものの、組織が粗く口当たりが悪くなるとも紹介されています。手順としては、クリームを冷蔵庫で冷やし、油分や水滴のない清潔なボウルに入れ、氷水に浮かべながら泡立てる方法が案内されています。
ありがちなのは、「早く泡立つから」と常温に近いクリームを使ってしまうことです。泡立ちは早くても、きめが粗くなりやすく、コーヒーにのせたときの口当たりにも影響します。明治のページでは、油分や水滴のついていないボウルを使うよう案内されています。
コツは、クリームを使う直前まで冷蔵庫に入れておき、ボウルの下に氷水を当てながら泡立てることです。泡立て器やボウルは洗ったあとしっかり水気を拭き取っておきましょう。ここは1社の調理解説に基づく内容なので、ご家庭の道具に合わせて調整してください。
「七分立て」はトロリと落ちて跡がうっすら残る状態
ホイップの固さを表す言葉に「七分立て」があります。どんな状態を指すのかを知っておくと、泡立てを止めるタイミングがわかりやすくなります。
乳業メーカーの食育ページでは、七分立てについて「持ち上げるとトロリと落ち、少し積もって、跡がうっすら残る状態です。」と説明しています。全体がもったりとした状態とも紹介されています。泡立て器ですくって落としたときの様子で判断できるので、目で確かめやすい目安です。
注意したいのは、「ウィンナーコーヒーには七分立てが最適」と断定できる一次情報は確認できなかったという点です。ネット上には特定の固さをすすめる説明もありますが、公式の裏づけは見当たりませんでした。固さはあくまで好みと仕上がりで決めるものと考えましょう。
実際に作るときは、泡立ての途中で何度か泡立て器を持ち上げて状態を確かめるのがコツです。ゆるめならコーヒーになじみやすく、しっかりめなら層として残りやすい、という方向で考えると、自分の好みの固さを探しやすくなります。一度泡立てすぎると元には戻らないので、こまめに確認しながら進めましょう。
やりがちな失敗:常温に置いたクリームで泡立てる
ウィンナーコーヒー作りで起こりやすい失敗のひとつが、クリームの温度が上がった状態で泡立ててしまうことです。準備の順番を少し工夫するだけで防げます。
原因は、コーヒーを淹れる作業と泡立ての作業を同時に進めるうちに、クリームを台所に出しっぱなしにしてしまうことにあります。前の項で紹介したとおり、温度が高いクリームは泡立ちは早いものの、組織が粗く口当たりが悪くなるとされています。熱いケトルやドリッパーのそばに置いておけば、なおさら温度は上がりやすくなります。
さらに、ウィンナーコーヒーは熱いコーヒーと冷たいクリームの対比を楽しむ飲み物です。クリームがぬるくなっていると、その対比自体が弱まってしまいます。きめの粗さと温度差の弱まりという2つの面で、仕上がりに影響が出るわけです。
対策は、泡立てを先に済ませて冷蔵庫に戻しておき、コーヒーを淹れ終えてからのせる順番にすることです。泡立て中も氷水に当てたボウルで作業すれば、温度を低く保ちやすくなります。のせる直前まで冷やしておけば、「熱いコーヒーと冷たいクリーム」という本来の姿に近づけます。
| 法令上の定義 | 生乳、牛乳、特別牛乳又は生水牛乳から乳脂肪分以外の成分を除去したもの(乳及び乳製品の成分規格等に関する命令) |
| 乳脂肪分 | 18.0%以上(同命令の成分規格) |
| 泡立ての温度 | 低いとゆっくり泡立ち、きめが細かくなめらかに。高いと組織が粗くなりやすいとされる(乳業メーカーの食育ページ) |
| 七分立ての目安 | 持ち上げるとトロリと落ち、少し積もって、跡がうっすら残る状態 |
コーヒーを淹れながら泡立てると、クリームの温度が上がりがち。温度が高いと組織が粗くなりやすいとされ、熱いコーヒーとの温度差も弱まります。泡立てを先に済ませて冷蔵庫へ戻し、淹れたてのコーヒーにのせる直前まで冷やしておきましょう。
カフェ・オ・レ、カフェラテ、カプチーノとは何が違う?
一番の違いは「ミルクを合わせる」か「クリームを浮かべる」か
コーヒーに乳製品を加えたメニューはいくつもありますが、ウィンナーコーヒーが違うのは、ミルクではなく生クリームを浮かべるという点です。ここを押さえると、ほかのメニューとの区別がつきやすくなります。
全日本コーヒー協会のミルクを使ったコーヒーメニューの解説では、カフェ・オ・レ、カフェラテ、カプチーノがいずれもミルクを使うメニューとして紹介されています。一方、ウィンナーコーヒーについて協会は、生クリームのまろやかな口当たりをコーヒーにプラスするメニューと説明しています。加えるものがミルクか生クリームかで、口当たりも飲み方も変わってきます。
混同しやすいのは、「ミルクの泡がのっている」という見た目だけでカプチーノとウィンナーコーヒーを同じものだと考えてしまうことです。上にのっている白い層の正体が、ミルクを泡立てたものか、生クリームを泡立てたものかで、別のメニューになります。
見分けるときは、メニュー名だけでなく「何を加えているか」に注目しましょう。ミルクなら全体に混ぜて楽しむのが基本、生クリームなら層として浮かべて混ぜずに飲むのが本場流、という違いが見えてきます。
カフェ・オ・レとカフェラテは、ベースのコーヒーと割合が違う
カフェ・オ・レとカフェラテは、どちらもミルクを合わせたメニューですが、ベースのコーヒーと割合が異なります。ウィンナーコーヒーとの違いを理解するうえでも、この2つを整理しておくと便利です。
全日本コーヒー協会の解説では、カフェ・オ・レを「ドリップコーヒーにミルクを1:1の割合で合わせたもの。語源はフランス語。」、カフェラテを「エスプレッソとミルクを1:4の割合で合わせたもの。語源はイタリア語。」と説明しています。ベースがドリップかエスプレッソか、ミルクとの割合がどうかが主な違いです。
ここで気をつけたいのは、ウィンナーコーヒーのベースです。この記事で紹介したように、家で作るならドリップで濃いめに淹れた深煎りのコーヒーをベースにできます。その意味ではカフェ・オ・レと同じドリップ系ですが、ミルクを1:1で合わせるのではなく、生クリームを上に浮かべるという点で別物です。
ウィンナーコーヒーの分量は、全日本コーヒー協会のレシピでは1杯140mL分にホイップクリーム30g・コーヒーシュガー5gという例が示されています。カフェ・オ・レの1:1のような比率の形ではないので、この例を出発点に、クリームの量は好みで調整してかまいません。
カプチーノとの違いは「泡の正体」
見た目が近いカプチーノとの違いは、上にのっている泡が何からできているかにあります。カプチーノの泡はミルク、ウィンナーコーヒーの泡は生クリームです。
全日本コーヒー協会の解説では、カプチーノについて「ラテとの違いはミルクの泡立て方。厚みのあるフォームドミルクが特徴。」と説明しています。つまりカプチーノは、カフェラテと同じくミルクを使いながら、泡立て方を変えて厚みのある泡を作ったメニューです。ウィンナーコーヒーの白い層は、この「フォームドミルク」ではなく、生クリームを泡立てたものです。
家で作るときにやりがちなのは、ミルクを泡立てて浮かべ、「ウィンナーコーヒー風」にしようとすることです。泡立てたミルクは生クリームとは性質が違い、ウィンナーコーヒーの特徴である生クリームのまろやかな口当たりにはなりません。それはそれでおいしい一杯ですが、別のメニューだと考えたほうが自然です。
カプチーノやマキアートなど、エスプレッソをベースにしたミルクのメニューの違いは、別の記事で詳しく整理しています。

実は「日本式」と「本場ウィーン」でも違いがある
意外と知られていないけれど、日本で出されるウィンナーコーヒーと、本場ウィーンのアインシュペンナーは、まったく同じものではありません。違いを知っておくと、旅先で注文したときに戸惑わずに済みます。
オーストリア政府観光局のコーヒー紹介ページでは、アインシュペンナーについて、日本式のウィンナーコーヒーに近いもののホイップクリームが多いと紹介しています。さらに、粉砂糖をふって持ち手のついた背の高いグラスで供するのが正式とされています。日本ではカップで出されることも多く、クリームの量や器の点で違いがあるわけです。
つまり「ウィンナーコーヒーはこういうもの」と日本の姿だけで覚えていると、ウィーンでアインシュペンナーを頼んだとき、クリームの多さやグラスでの提供に驚くかもしれません。逆に、本場の姿を知っておけば、日本の一杯を「日本流にアレンジされたもの」として楽しむ視点も持てます。
家で本場に寄せたいなら、クリームを多めにのせ、粉砂糖をふり、耐熱のグラスで出してみる、という方向が手がかりになります。どちらが正しいということではなく、日本式と本場の両方を知ったうえで、好みのスタイルを選びましょう。
| メニュー | ベース | 加えるもの・割合 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ウィンナーコーヒー | コーヒー | ホイップクリーム30g・コーヒーシュガー5g(協会レシピ・1杯140mL分の例) | 生クリームのまろやかな口当たりをプラス |
| アインシュペンナー(本場ウィーン) | 熱いコーヒー | ホイップクリーム(日本式より多い)と粉砂糖 | 持ち手のついた背の高いグラスで出し、混ぜずに飲む |
| カフェ・オ・レ | ドリップコーヒー | ミルク 1:1 | 語源はフランス語 |
| カフェラテ | エスプレッソ | ミルク 1:4 | 語源はイタリア語 |
| カプチーノ | エスプレッソ | ミルク(泡立て方がラテと違う) | 厚みのあるフォームドミルク |
ウィンナーコーヒーの砂糖・アイス・カフェインの疑問
砂糖は入れる?本場の正式な出し方は「粉砂糖をふる」
ウィンナーコーヒーに砂糖を入れるかどうかは好みで決めてかまいません。ただ、本場の出し方を参考にするなら、コーヒーに溶かすのではなく、クリームの上に粉砂糖をふるのが正式とされています。
オーストリア政府観光局のコーヒー紹介ページでは、アインシュペンナーについて、ホイップクリームを入れ粉砂糖をふって、持ち手のついた背の高いグラスで供されるのが正式と説明しています。甘さをクリームの表面にのせる形なので、混ぜずに飲んでも、一口目から甘さを感じやすい組み立てです。
ありがちなのは、甘くしたいからとコーヒーに砂糖を入れ、溶かすためにスプーンで混ぜてしまうケースです。クリームをのせる前ならよいのですが、のせたあとに混ぜると、せっかくの層が崩れてしまいます。また、粉砂糖ではなく粒の大きな砂糖をクリームの上にのせると、溶けずに残ることがあります。
コツは、砂糖をコーヒーに入れたいなら、クリームをのせる前に溶かし終えておくことです。全日本コーヒー協会のレシピも、コーヒーシュガー5gを入れたカップにコーヒーを注いでよくかき混ぜてから、ホイップクリームを浮かべる順番です。本場風にするなら、クリームをのせたあとに粉砂糖を茶こしなどで軽くふると、表面に均一に広がります。甘さを控えたい日は、何も加えずにクリームのまろやかさだけで味わうのもよいでしょう。
アイスやインスタントでも作れる?公式レシピは確認できず
アイスのウィンナーコーヒーや、インスタントコーヒーで作る方法も気になるところです。ただし、分量まで含めた公式のレシピは、今回の調査では確認できませんでした。
そのため、この記事ではインスタントやアイスでの具体的な分量は書かないことにします。参考までに、食品安全委員会のファクトシートでは、インスタントコーヒーのカフェイン量を示す際の浸出条件として「2g/熱湯140ml」が使われていますが、これはおいしく作るためのレシピではなく、成分を測るための条件です。
注意したいのは、本場のアインシュペンナーが「熱いコーヒーと冷たいクリーム」の対比を前提にしている点です。アイスで作ると、この温度差という特徴は変わります。それを承知のうえで、冷たいコーヒーにクリームをのせたアレンジとして楽しむのはもちろん自由です。
アイスで作るなら、まずはベースのアイスコーヒーをきちんと淹れることが大切です。ドリップでアイスコーヒーを淹れるときの氷の量や水の考え方は、別の記事で解説しています。

カフェイン量は「ベースのコーヒー」で考える
ウィンナーコーヒーのカフェイン量を考えるときは、上にのせたクリームではなく、下のコーヒーの量を基準にするのが自然です。カフェインはコーヒーに含まれる成分だからです。
食品安全委員会のファクトシート「食品中のカフェイン」では、コーヒーのカフェイン量を60 mg/100mlとしています(浸出方法:コーヒー粉末10g/熱湯150ml)。同じファクトシートでは、インスタントコーヒーを57 mg/100ml(2g/熱湯140ml)としています。ここで示されているのは、決められた浸出条件での値です。
誤解しやすいのは、「クリームでまろやかになったからカフェインも減っている」と考えてしまうことです。生クリームを加えたことでカフェイン量が変わるという説明は、今回確認した公的資料には見当たりませんでした。飲み口がやわらかくても、ベースのコーヒーの量は変わっていない、と考えておくほうが確実です。
摂取の目安について、同じファクトシート(作成日 平成23年3月31日)では海外機関の例として、カナダ保健省が健康な成人について最大400mg/日(コーヒーをマグカップ(237ml入り)で約3杯)、妊婦・授乳中・妊娠予定の女性について最大300mg/日としていることが紹介されています。体調や妊娠中のカフェインについては医師に相談してください。
カロリーが気になるときは、クリームの表示を確認する
ウィンナーコーヒーのカロリーや糖質が気になる人もいるでしょう。ただ、ウィンナーコーヒー1杯あたりのカロリーを示す公的な数値は、今回の調査では確認できませんでした。使うクリームの種類や量、砂糖の有無で大きく変わるためです。
前の章で紹介したとおり、法令上の「クリーム」は乳脂肪分18.0%以上と定められています。乳脂肪を含むクリームをたっぷりのせれば、そのぶん脂質は増えますし、粉砂糖をふれば糖質も加わります。どれくらい増えるかは、使う製品とのせる量によって変わるので、一律の数字では表せません。
ありがちなのは、ネット上の「ウィンナーコーヒー1杯◯kcal」といった数字をそのまま当てはめてしまうことです。前提となるクリームの量や種類が自分の作り方と違えば、その数字は参考になりません。
気になるときは、使うクリームや砂糖のパッケージにある栄養成分表示を確認し、のせる量から自分で見積もるのが確実です。量を控えたい日は、クリームを少なめにする、粉砂糖をふらないといった調整ができます。健康への影響を断定することはできないので、あくまで「何をどれだけ加えたか」を把握する目的で表示を活用しましょう。
まとめ
ウィンナーコーヒーは、上にのった冷たいクリームと、その下の熱いコーヒーという2つの層を、一口ごとに重ねて味わう飲み物です。最初の一歩として、次に飲むときは最初の数口だけスプーンを置いたまま、カップをゆっくり傾けてクリーム越しにコーヒーを飲んでみてください。家で作るなら、クリームをしっかり冷やしておき、淹れたての熱いコーヒーにのせることから始めると、本場の飲み方の意味がぐっと実感しやすくなります。
※本記事の内容は公開時点で確認できた公式情報に基づいています。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

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